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■ お役立ち情報

BASIC KNOWLEDGE

Q.WB(ホワイトバランス)って?

A. 光にはたくさんの種類があります。
自然光で言えば朝の光と、昼の光など。人工光で言えば白熱灯、蛍光灯、水銀灯なんてのもありますね。
その光の種類によって、見えている色というのは変わってしまいます。

想像してみて下さい。朝、まだ太陽がのぼる前に外にでると、景色が青く見えませんか?
夕方は赤く見えますよね。その光の違いを色温度という概念で示します。
それは「K(ケルビン)」という値で、色温度が高くなるほど赤みがかり、低くなるほど青みが増します。
一般的に色が自然に見える、日中の光は5000〜5500Kで、それを基準に「高い、低い」というように言います。

WBの設定と言うのは、今写真を撮ろうとしている風景の光の色温度に合わせて、
色が正しく写真に写る様にするための機能です。

今のカメラはオートホワイトバランス(AWB)が優秀ですので、普段はAWBにしておけば問題ないと思いますが、もしカメラに慣れてきたら、WBをあえて変えてみる事をお勧めします!
例えば、色が自然に見える日中にあえてWBを3000Kに設定すると、
青みががかったクールな写真になります。
また、あえて6500Kに設定すると、赤みがかった暖かみのある写真になります。
WBは意識しなければ意識しないで問題ない機能かもしれませんが、WBを使いこなす事によって、
写真の幅がより広がっていきます。

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