A. ISO感度とは、【光に反応する感度】のことです。
意識して設定をしてなかった場合、 たいていはオートになっていると思います。
この数値は【100 / 200 / 400 / 800 / 1600...】と続き、
数値が大きい方が、光に反応する感度が より強くなります。

主に暗いところなどでフラッシュを使わず撮影したいとき、この感度を高くします。
例えば【ISO 100／絞りf2.8 ／シャッタースピード1/30】で適正露出になるとします。
この状態を想像してみて下さい。 何か思う事はありますか？

そう、シャッタースピードが遅いですね。
手ぶれをしてしまう可能性があります。こんなとき、ISO感度の数値を高くします。
ISOを800にすると...
【ISO 800／絞りf2.8／シャッタースピード1/250】になるんです！
このように、光の少ない場面でその光の量を補う事ができるのがISO感度なのです。

ISO感度を上げる事で以上のようなメリットがありますが、やはりデメリットも存在します。
それは、感度を高くするとその分画像が荒れるということです。
ザラザラとしたノイズが出てきたり、発色も悪くなりのっぺりとした写真になります。
とは言うものの、現在のデジタル一眼レフのISO感度性能はとても高くなっており、
感度を上げてもそこまで画像は荒くなりません。 ISO感度を上げることはデメリットより、
メリットの方が大きいですね。 暗い場面やシャッタスピードを早くしたい場面では、
積極的にISO感度を上げて使いましょう！